譲渡の流れ
里親希望者様へのお願い
里親詐欺が横行する昨今、保護されるまで辛い環境下で頑張ってきたワンコたちを二度と不幸にさせないよう、ワクチン接種やフィラリア予防等、適切な体調管理も含めて大切にケアしてくださる方に、命のリレーが出来るよう考えたものです。
基本的な条件は以下とさせていただきますが、諸々相談は受けます。
ただし、同時期に応募が重なった場合はより条件にあった方を優先にお見合いを進めること、文面だけでは分からないことをお電話でも確認させていただくこともあり、お返事までに少々お時間頂くことをご了承ください。
またご応募いただく前に、「キャバリアの遺伝性疾患について」のページを必ずご一読ください。
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関東および関西一円、および車で搬送可能と判断したエリアにご自宅がある事
(飼育環境を確認させていただくため) -
完全室内飼育(日中玄関先・庭不可)が可能なペット可のお住まいである事
(集合住宅の場合は、管理規約にその旨謳ってある事、お見合いの際に管理規約のコピーをご持参ください) -
長時間のお留守番のないご家庭(フルタイム・共稼ぎ等)
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単身者の方は時間の融通がきくお仕事を持ち、職場に犬も同行させるなどの場合は検討いたしますのでおっしゃってください。後見人をつけていただく場合もあります。
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親御さんと同居の未婚・未成年の方は、原則親御さんに直接確認させていただきます。
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転勤、転居の可能性のない方。(転居に伴う放棄が多発しているため)
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近い将来ご出産予定のないご家庭(アレルギーの問題多々あり)
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ご高齢の方の場合、後見人を検討させていただくことがあります。
(飼い主さんが先に逝ってしまって親戚が保健所に処分を求めるケースが後を絶たないため) -
先住犬が未去勢・未避妊のご家庭はご相談に応じます(犬同士のトラブル多々あり)
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譲渡費用として、一律3万5千円/一匹をご負担いただける方。
(血液、耳垢、フィラリア検査、検便、去勢避妊手術代、ワクチン代等の費用として)
お気持ちある方、ご縁を感じる方がいらっしゃいましたら、以下のアンケートに全てお答えいただき、ご応募下さいますようお願いいたします。
保護犬の中には一度も家庭犬としての経験をもたない子も多く、パピーのように全て1から学習、社会化を体験しています。
そんな彼らを気長にトレーニングを続け、 生涯家族の一員として、長所も短所も丸ごと受け止めてくださるご家族をお待ちしています。
どうぞ宜しくお願いいたします。
アンケート記載の注意事項
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電話番号には、日中連絡の取れる電話番号
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家族構成(家族全員の年齢)
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先住動物の有無(種類と性別、避妊去勢がすんでいるか否か)
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日常生活で想定されるお留守番の時間
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応募理由には、以下の内容を含めていただけるようお願い致します。
- 中心的に世話される方のご職業、在宅時間
-キャバリアの飼育経験の有無
よくある質問
募集圏外からのご応募
募集圏外でも以下のことが可能であれば譲渡する場合もありますので、ご相談ください。
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お見合には先住犬も一緒に指定場所までいらしていただきますので、それが可能な方 -
当方から出向いて環境調査を行いますので、それが可能な地域であること -
遠方の場合、お見合・環境調査等の交通費負担ができる方
首都圏から遠方にもしっかりとワンコをお世話している方がたくさんいることが分かっているためです。
通常先住犬がいる場合は、
・基本的にはお見合いは関東でしていること
・お届けの際は飼育環境調査を見せて頂く必要があること
より、交通費往復等の費用をご希望者様にご負担して頂き、お届けとしております。
これは、遠方に住む方にも同じことをお願いしています。
ただ、地域によっては、事前に地元の保護活動経験のある協力者様による飼育環境調査の実施と、面談後に東京にお越しいただいて、お見合いとトライアル開始を同時にすることは可能です。
(ただし、まったく同じ飼育環境の場合は、圏内の方に優先してお話し伺うことをご了承ください)
今まで、こうして東北から、中越、北陸、四国、山陽、九州地方まで、我こそは!どうしてもこの子を我が子に!と強い思いをお持ちの里親様に直接譲渡してまいりました。
もちろんお話を進めさせていただくかどうかに関して、家族構成や今までの飼育経験、具体的なお留守番の長さ。
あと、第一にその子にご希望くださった理由などお聞きし、その子の健康状態等に合わせ、預かり様と一緒に判断させて頂くためにも、アンケート内容をお答え頂く事が私共にとって必要であることをご理解下さい。
ご家族のご年齢をお聞きすることの理由
希望者様の国籍
犬の飼育経験のない方のご応募
犬の飼育経験のない方もご応募可能です。
キャバリアはその穏やかで天真爛漫な性格で、初めての方にも扱いやすい性格である一方、異常な抜け毛のほか、心臓や脳神経系の遺伝疾患が多い犬種です。
ご応募が重なった場合、疾病を持っている子に関しては、その病気のお世話に経験がある方や、キャバリアの看取り経験がある方が優先になることをご承知おきください。
初めての方には、ある程度性格が落ち着き、大きさ、遺伝病の有無がわかった3歳以上~シニアをお勧めしております。